たそがれマイ・ラブ 

金曜午後2時10分。

学校から帰るなり、「休憩いる」と言って自室に篭ったアタル。

午後からの授業は1時間しかなかったのに。


昨日60ヤードのタイムを計ったら、7.13秒。

休憩している場合なの?


午後三時。

「お腹空いたー」と言うアタル。

明日のことを考えて、間食にはうどんを。


午後三時半。

もう待てない。

「そろそろ練習を始めたら」


すると、チンタラと準備するアタル。

これにブチ切れてしまった私。


「そんな時間の使い方して上手くなると思う?

有名選手やオリンピックに出る選手もそんな時間の使い方をしているの?

そういう選手がどれだけ努力をしているかくらい、YouTubeで見たり本で読んだりして知っているでしょ。


明日本番、でも昨日のタイムが悪かった、

じゃあ、今日は何をしないといけの?

それすらも分からないの?

タイムでは勝てないんだから、そめて練習量だけは負けないようにしようよ」


アタルがリトルリーグの頃、ほとんど説教したことがありません。

それが年に一回説教するようになり、半年に一回、

最近では月に一、二回説教をするようになりました。


そして、そんな夜はなぜか昭和の歌謡曲を聞くんです。

現実逃避なのかなぁ。





歌も演奏もさる事ながら、歌詞がね。

目を閉じて何回も繰り返し聴いていると、ふと思うんです。


「何でオレは、こんな所でこんな事をしているのだろう?」

「今の自分は、若い頃に描いた理想なの?」


いや、そんな理想ってあったのかなぁ。

どこかで妥協して、折り合いを付けた結果こうなったのかなぁ。


今から三十年後、アタルは私と過ごした時間をどう思うのだろう?
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Baum bat

明日ショーケースです。

この期に及んで何ですが、「行っても意味があるんだろうか?」と思っています。


私と練習をしているので、だいたいの線は分かっています。

当日急に球速が上がる訳でも、足が速くなる訳でもないし。


参加費と交通費宿泊費を合わせると$1000ほど掛かります。

この才能のないアンポンタンに、それだけ投資する価値があるのか。

だったら、大学の学費に回した方が賢明なんじゃないか。


お金に余裕があれば、こんな悩みはないんでしょうけど。


さて、PGのサイト上で表示されるバッティングは、三つのスピードです。

①Bat Speed at Impact

②Hand Speed Max

③Time to Impact


ランキング上位の選手は、①と②のスピードがずば抜けて速いです。

アタルのそれを測ったことはありませんが、大したことはないでしょう。


念のため、今回ショーケースに参加するにあたって、予備のバットを1本用意しました。

今まで使っている物とは違う物です。


試合で打席に立つこともめっきり少なくなったし、だったら耐久性の良い物を。

試しに振らしたら、今までよりもちょっとスイングスピードが速い感じがしたんです。


と言うことで、Baum Batを購入しました。

BCPBLでは使っている選手、結構います。

このバットが折れた所、まだ一度も見たことないです。


値段は今使っているバットの約2本分ですが、1シーズン持てば費用対効果はあったと言えるでしょう。

ま、一番の費用対効果は、ヒットを1本でも多く打ってくれることなんですけどね。


でも、それはもう諦めました。

自らバットを振らないですから。


「バットを振らなくて上手くなるんだったら、誰も苦労しないと思わない?」

何度そう言っても、バットを振りません。


もう親が口うるさく言う年齢でもなし。

打撃には興味がないんでしょう。


「社会に出ても同じだよ。

目標に向かって一所懸命頑張っていれば、周りは応援してくれるの。

有り難い事に、見ず知らずの人まで応援してくれるの。


でも頑張らないと誰も助けてくれないよ。

仕舞いには、親も助けないよ。

今回Baum Bat買った意味分かる?」


ま、アンポンタンだから、何を言っても分からないでしょう。

ひょっとしたら気付く時が来るかもしれませんが、その時はもう手遅れでしょうね。


ハイウェイデビュー

6月に筆記試験を通って車の運転を始めたのに、

未だにハイウェイを走っていないアタルです。


最初は私が教えたいたのですが、小心者のアタルをビビらせたみたいで、

私に代わって妻が教えていたんです。

私は口を挟まぬようにしていたら、まだ自宅から学校までの10分しか運転できないんです。

4ヶ月も経っているというのに。


これから雨季に入るし、暗くなるのも早くなるし。

どんどん運転する状況は悪くなります。

もう黙ってはいられません。


「今日はハイウェイを練習するよ」

「えー、今日は疲れてるから」


いつもの言い訳をするアタル


「別に今日しなくてもいいじゃない」

そう言ってアタルを庇う妻。


<この女だな、いつまで経っても前へ進めない原因は>


「あのね、ハイウェイと言っても交通量の少ない時間帯を選んでいるし、

ハイウェイの入口まではお父さんが運転するし、アタルは真っ直ぐ進むだけ。


それに入口はHOV専用レーンの始まりだから合流はないし、車線変更もないし。

ただただ真っ直ぐ前の車を見て走ればいいだけだから。


注意するのは車間距離だけ。

信号もないし人の飛び出しもないし、ハイウェイの方が簡単なんだから。

今日は晴れだし、こんな絶好の機会ないから」


それでも、うんと言わないアタル。


「ノーチョイスだから」

と声のトーンを落として言う私。


<ハイウェイを運転させるのに、なぜこんな説得をしなきゃいけないの>


用心深いのは悪い事じゃないですが、アタルの場合はビビリなんです。

ここまでビビリだと、逆に危ないんです。


これね、野球も一緒なんです。

他人の子供を教えた経験は少ないですが、アタルを教えるには10倍くらい時間がかかるんです。

やるまでに時間がかかるんです。


こんなに手間のかかる子、そういないでしょうね。

Before After

一ヶ月でこんな風に変わりました。


ataru before after


(念のためですが、無理にダイエットをさせていません。

トレーニング内容を変えたのと、白米から玄米に変え、お茶碗1杯分のご飯を減らしたくらいです。)


体重の方も78.5kgと目標の体重に来ました。

これで体の準備は整ったと思います。


60ヤードはスタートの練習をして、少し速くなりました。

本番で練習通りのタイムが出れば、そこそこ良いんじゃないかと。


でも、球速の方が、、、、、。

肘を気にして、まだ全力で投げていません。

ロングトスは、240フィートまで伸びましたが。


ピッチングは、ぶっつけ本番になるでしょう。

いったい何マイル出るのか。


今の気持ちは、勉強不足のまま試験の日を迎える感じでしょうか。

球速は一番大事な教科なんですけどね。


ま、心配しても仕方ありません。

やれる事を精一杯するしかないですからね。


2016 Perfect Game All-American Classic




アタルと同級生なんだよなぁ。

アタルが幼過ぎるんだろうな。

質より量

Bコーチに代わってHコーチが教えてくれることになりました。

レッスンが終わっての感想ですが、 微妙だなぁ。


このコーチを信用していいものか。

時間とお金が無駄にならないか。


Hコーチの話の中で一つだけ納得したことがあります。

それは最近の子供は、キャッチボールの量が少ないこと。

キャッチボールの量の割には、試合でたくさん投げているんだと。


私も数ヶ月前にその事に気づいたんです。

故障を防ぐためにはどうしたら言いかと考えていると、そこの突き当たったんです。


簡単に言うと、ウエイトトレーニングの後、筋肉痛になるから筋肉が強くなるのですが、

いきなり強度が強いトレーニングをしちゃうと怪我をしちゃいます。

ピッチングもそれと同じで、普段から軽い筋肉痛や張りが起きるまでキャッチボールをさせておけば、

肩肘の周りの筋肉の強度が強くなるんじゃないかと。


振り返ってみると、アタルにはそれが全然なかったんです。

チーム練習は週に1~2回。

時間にして2~4時間程度。


これじゃ、キャッチボールしている時間は圧倒的に少ないでしょう。

リトルの頃は私がキャッチボールの相手になっていたんですが、

ここ数年それがなかったし。


そういう仮説で、現在キャッチボールの量を増やして調整しています。

Bコーチの話

昨夜の体重が78.6kg。

Maxから比べると、マイナス5%。

狙い通りに来ています。


で、何が変わったか。

特に何も変わっていません。


「体が軽くなった」って言うかと期待していたんですけどね。

このくらいじゃ変化に気づかないのかもしれません。

もしくは、アタルが鈍感なだけなのか。


さて、1月からシーズン開幕までBコーチの指導を受けたアタルです。

お陰で球速は上がりました。

アタルには合っているようなので、これからもお願いしようと思っていたんです。


ところが、シーズンが始まると同時に長年患っていた腰の手術を受けたんです。

(野球教室はオフシーズンが繁盛期で、シーズン中が閑散期です)

現在車椅子生活、もう一生走ることはできないだろうと言う話です。


腰を痛めた原因ですが、若い頃にストレッチを疎かにしていたんだそうです。

もっと早くにMRIを撮っておけば、と後悔しているそうです。

(アメリカの医療事情は分かりませんが、こちらだとMRIを撮ってもらうのに半年待ちなんだそうです。

民間の所に行けば即撮ってもらえますが、費用は$700掛かるそうです。)


一昨日、そのBコーチと手術後初めて再会しました。

何と言葉を掛けていいのやら。


プロ野球選手を目指すこと、それ自体は良いことだと思います。

でも、それには大きな犠牲を伴います。

時間とお金だけならまだしも、時には健康を害する事も。


10代で肘が真っ直ぐに伸びない。

20代で肩が回らない。

30代で腰が痛い、膝が痛い。

これからの方が人生が長いのに。


それだけの犠牲を払っても、野球で飯を食えればいいですよ。

そんなのいったい何人いることか。


「それがアスリートの世界」

それは分かっていますが、いざ自分の子供となるとどうなのか。


「好きなことをやればいい」と言ってるものの、

堅実な人生を歩んで欲しいとも思っているんです。


いったいどっちが本音なのでしょうね。

正しい投げ方

チームメイトのお父さんから聞いた話です。


東京でスコット・マシソンと会食をしたそうです。

彼、アメリカで投げている頃、故障続きだったそうです。

(ウィキによると、2度トミージョン手術を受けています)


ところが日本に来て、日本人のピッチングコーチから投げ方を教わって、故障しなくなったそうです。

彼には日本人の投げ方が合っていたんでしょうね。


アタルですが、体温計を振るような投げ方を練習して一ヶ月が経ちました。

今日ビデオ撮影したのですが、以前との違いは分かりません。


元々そういう投げ方をしていたのか、まだ体得できていないのか。

それとも感覚的な違いだけなのか。


とにかく、シーズンを通して投げられれば、どんな投げ方だって私は構いません。

それがアタルに合う投げ方なら、それが正解なんだと思います。

トップポジション

Nobuさんから教えた頂いた動画です。




言ってることは分かりますが、実際にそんな投げ方のプロのピッチャーっているの?

写真やスローモーションで探ても見つからないんだけど。

いたらね、なるほどって思えるんですけど。


そういう問題じゃないのかな?


そもそもこの瞬間って、ハッキリ写っている物があまりありません。

私が探した中では、この二つが一番か分かり安いかな?







ちなみに、アタルこんな感じで教わりました。

色んなクリニックに通いましたが、どの指導者もこれとほぼ同じです。





上の日本人とこの方と対談して欲しいな。

5連覇



優勝、しかも圧勝。

しかも世界相手に5連覇って。


強さの秘密は何だろう?
プロフィール

Jay

Author:Jay
カナダで野球にはまった親子です。
詳しいプロフィールは、コチラをご覧下さい。

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