進化した世界最強アニマル

先月の話です。


我が家のダイニングテーブルに珍しく薔薇の花が生けてありました。

枯れてくれば、また新鮮な薔薇の花が生けられます。


「いい匂い」と妻は喜びます。

ですが、私はちょっと複雑な思いです。

その薔薇の花、実は隣の家から取ってきた物なんです。


我が家の隣数件はもうすぐ取り壊され、新しいアパートが建つ予定です。

現在、人が立ち入らないようにフェンスで取り囲んであります。


そのフェンスの隙間をくぐって、妻は薔薇の花を摘んでくるのです。

「だって、もう誰も住んでないんだからいいでしょ」

これが妻の言い分です。


でもフェンスをくぐるのは不法侵入だし、誰も住んでないといえども盗むことには変わりはないし。

それを飾るぐらいなら、花屋へ行って買ってくれば、と思うのです。

そうたいした金額でもないし。


そういう日が続いたある日のこと。

いつものように妻が薔薇の花を摘みにフェンスをくぐります。


戻ってきた妻の手には、いつもの倍の量の薔薇の花が。

その半分はダイニングテーブルに飾り、

もう半分はハサミできれいに整え、ラッピングをし始めます。


そして、出来上がった花束を見て、ルンルンな気分で私にこう言うんです。

「これ、お母さん喜ぶと思うの」


そう、この日の夜は、義母の90歳の誕生日会。

フェンスをくぐって隣の家から盗んできた薔薇の花は、お母さんへの誕生日プレゼント。


この女、次元が違う


ここまで次元が違っていたら、何から話していいのか分かりません。

盗むこと自体間違っているし、その盗んだ薔薇をお母さんにプレゼントするなんて非常識だし。


「これ、隣の家から取ってきたの」って渡すつもり?

で、「よく取ってきたね、ありがとう」ってお母さんは喜ぶと思うの?


あんたは何でも有りやな


覚醒した世界最強アニマルは、どんどん進化していってるようです。

もう私の手では暴走を止めることができません。
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第二十六戦

対戦相手はレッズ。

試合結果は3-0。

先発の本格派右腕が完封。


アタル、ライン引きとスコアボード係。

私、スコアブック係。


さて、気分転換に妻の話でも。


いつものスーパーへ買い物に行った彼女、

特売の1パウンドのバターを3つ買ってレジで清算を済ませます。


レシートを確認すると最初の2つは$3で、

3つ目は$5(値段は適当です)でチャージされているのに気付きます。

さっそくレシートを持ってサービスカウンターへ。


「(レシートを差し出し)これ見て。3つ目は$5でチャージされてるわよ」

「お客様、バターの特売はお一人様2コまでとなっております」


おそらく山積みにされていたバターの傍には、そう書かれたポップ広告あったことでしょう。


「私は見なかったわ」

「承知しました。3つ目も$3に致します」



そして、私にこう言います。

「ちょっと得したわ。でもややこしいことする方が悪いのよ」


あくまでも正しいのは自分で、間違っているのは相手。


あと30年、この女と一緒に過ごすのかぁ、、、、、、


アタルの故障なんて全然たいしたことないよな。


人生の成功者

毎年ボクシングデー(26日)は、妻の実家に家族が集まる日です。

この習慣は1969年両親とその子供7人から始まり、

46年経った今年は76人に膨れ上がりました。


『豊かさ』『幸せ』とは何かを気付かせてくれます。


もし人生の成功者があるとするならば、妻の両親は大成功者です。

二人のような人生を妻と送りたいと切に願うのです。


さて、その妻の話です。

実家へ向かう途中のハイウェイ。

助手席に座る妻。


私越しに山を見て、「あら、山の麓まで雪が降りてきてるわ」と。

チラッとそれを見る私。


すると、「運転中なんだから、よそ見しないで!」と。


<イヤイヤイヤ、あんたがそんなこと言うからやん>


後部座席では、その会話を聞いて笑う娘。


<子供の前でこのままではあかん>


「よそ見運転のきっかけはあんただから」と反撃。

すると、ただただ大笑いする妻。


<なにがおもろいねん>


数十分後、もうすぐ実家。

一般道を走ってる最中に妻が。


「うわっ、大っきなクリスマスツリー」

「だ・か・ら、何でそんなこと言うの!」


「いいの、今は信号待ちだから」


自分のルールが世界のルール。

どこまでも我が道をいく女。


<果たしてこの先も一緒に暮らせるだろうか>


ひょっとして、義父もこんな気持ちだったんだろうか。

妻の悩み

楽天家の妻。

そんな彼女が、はぁ、とため息を。

さっきまで話してた電話の相手は、お母さん。


「どうしたの?」

「イースターの食事のことで、、、、、」


四月の第一週目の週末はイースター。

家族が実家に集まるのですが、その数約60名。


ため息の訳は、その食事をどうするか。

妻は高齢の両親のことを考え、簡素にしたいんですが、

例年通りターキーを焼いて、ちゃんとしたディナーにしようという意見もあり、どうしようかと。


それから数日後、また妻が、はぁ、と。


「どうしたの?」

「お父さんの誕生日会をどうするかって」


イースターの数週間後、お父さんが90歳の誕生日を迎えます。

それをどこでどう祝おうかと家族で意見が違うそうです。


そして、さらにこの夏最大の問題が待っています。

それは、両親の結婚65周年記念パーティー。


15年前の結婚50周年の時は、もう一度教会で結婚式をしたんです。

その時の出席者は、家族と親しい友達だけで約100人。

中には50年前の結婚式で、新婦のウエディングドレスの裾を持ったベールガールも。


式は妻のお姉さんのスピーチで始まり、

お兄さんがピアノ弾き、孫が歌を披露し、ダンスを躍ります。

最後は感動的な両親のスピーチ。


<こんな映画のような家族が、本当に存在したんだ>


今まで何度そう感じた事か分かりません。


はぁ、とため息を吐く妻の悩み。

それは、私の自慢であり、誇りでもあります。

誕生日プレゼント 番外編

出先から戻ってきた妻が言います。


「電池交換してもらったけど、時計が動いてないの。

だから、店に戻って店主に言ったら、

『作業はしたので返金できない』っていうのよ」


「そりゃ、そうでしょう」


「私ね、こう言ってやったの。

お金を払った私は、何を得たというのよ。

あたなにお金をあげただけなの?」


「で、どうなったの?」


「もちろん、ちゃんと返金してもらったわ」



私、時計の事など分かりませんが、裏蓋を開け、電池を取り出してみます。


「あっ、それ新しい電池だから」


えっ


「切れたのは、店主が捨てたんだって。

あーあ、感じ悪いヤツ」


じゃあ、何かい。

新しい電池が入っているのを分かっても、返金を求めたわけ?

感じ悪いのは、あんたの方じゃないの?


やっぱ、あんたは世界最強アニマルだわ。

誕生日プレゼント

今週末は私の誕生日ですが、アタルは遠征、娘はスキーで留守をします。

「ちょっと早いけど、明日の夜、誕生日を祝うわね」と言う妻。


嬉しいね


翌日、用事で出かける妻がこう言います。

「腕時計の電池切れてたわよね?

ついでに、電池交換もしてくるわ。

それ、誕生日プレゼントね


えっ


「帰りにケーキ買ってくるね。

あなたはケーキ嫌いよね、でも私たちが食べるから」


ええーっ


どういう思考回路をしているんだろう、この女。


*皆さまの中には、「そんな事言ってるけど、ちゃんとしたプレゼントを用意してあるから」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんな女じゃありませんので。

三話 

妻の話、その一。

毎年の事ですが、クリスマスイブの夜は子供たちが寝静まってから、

妻と二人でプレゼントを包みます。

今回も同様でした。


「あっ、男物の財布」

「ウフフ」

「オレの?」

「ウフフ。それも包んで」

「えっ!?オレが包むの?」


翌朝、10時間ほど前に自分で包んだクリスマスプレゼントを自分で開けた私でした。



妻の話 その2

娘にクリスマスは何が欲しいと聞くと、腕時計と。

好みが分からないので、現金をプレゼントして、これで買ってねと。


年が明けてから、娘、アマゾンで好みのを見つけて購入。

昨日のお昼、荷物到着。


私が受け取り、テーブルへ置くと、

ハサミを持ってきて、それを開けようとする妻。


いやいやいや、それはあんたの荷物じゃないじゃない


「だって、見たいもん」


見たいもんって、、、小包を開ける娘の楽しみ奪ってどーすんの


何でもありだな、この女。



妻の話 その三。

来週末、アタルはフェニックス遠征。

私も一緒に行くつもりでしたが、止めることに。


その理由は二つ。

一つ目は、私がついて行くと、アタルの社会勉強の機会を奪うことになるかも。

そろそろ独りで身の回りのことはできるようにならないと。


二つ目はお金。

アタルの遠征代に、私の旅費、ホテル代、レンタカー代となるとかなりの出費。


「やっぱり行くの止める」

「どうして?」

「お金掛かるし」

「そんなバカな理由なら、止めることないわ」


カッコいい台詞を言うな、この女。


あっ 思い出した


私が酷い花粉症で、何度も鼻をかんでいる時のこと。


「ティッシュがもったいないから、トイレットペーパーでかんでちょうだい」


同じ人間から出た言葉か?

20数年一緒にいるけど未だ謎だらけ。


ただ、分かっていることは、ひとつ。

機嫌が悪いと、非常に粗末に扱われる私。

お袋の味

最近、アタルの朝食は妻が作ってくれています。

今朝は何を作っているのかとキッチンを覗くと、

鍋で鳥のもも肉とネギを水で煮ていて、

その傍にはお椀の中に溶いた卵が用意されています。


こりゃ親子丼を作るんだなと思い、「味付けは?」って聞くと、こんな答えが返ってきました。


「ネギよ」


せっかく作ってくれているんだけど、やっぱりねー。

「ネギだけじゃ味付けはどうかと思うんだけど」ってやんわりと言うと、返ってきた答えがこれです。


「チャレンジよ」


いやいやいや、親子丼にチャレンジはいらないぞ


この女、どんな味覚をしているんだろう?

将来アタルは、懐かしむ時が来るのだろうか?




学校とは

月単位で言えば、6月、7月、8月、9月と夏休みになっているアタルです。

私としては、一日でも早くストライキが終わってくれないと、

学業の方が心配ですが、妻は呑気に構えています。


妻は7人兄弟ですが、内3家族はホームスクールをしています。

その内2家族のお父さんは、学校の先生なんです。

自分は学校へ行ってるのに、子供たちは学校へ行かせていません。

(ま、学校の内情を知り尽くしているからこそかもしれませんが。)


子供たちは3家族で合計17人いますが、

今ではそのほとんどが大学を卒業して立派な社会人になっています。

その成長過程を見ている妻ですから、学校の必要性は感じていません。


確か日本では、教育を受ける権利は、基本的人権の一つだったと思いますが、

「そんなの関係ねぇ(私の中ではまだイケてます)」、でストライキを継続してるんでしょうか。


当のアタルですが、夏休みが伸びたーと喜んでいます。

どこかでその帳尻をあわさなきゃいけない時が来るでしょうが、

そんな事を言っても聞く耳を持ちません。


なんか違うような気がするんですが、そんな風に思うのは家族の中で私だけです。

ついでに言うと、12月に入るとすぐクリスマスムードで気分が浮かれるのに、

私だけが独り家族の中で違っています。


あっ、思い出しました。

滅多にしないんですが、洗濯物を畳むのを手伝っていた時の話です。


一回目の乾燥機から出てきたのは、アタルの肌着、娘の肌着、妻の肌着など白い物。

これを順番に畳んでいきます。


次の乾燥機から出てきたのは、アタルのズボン、みんなの靴下など汚れ物。

それらを畳んでいる時、見つけてしまいました。


オレのパンツ


「おい、オレのパンツは靴下の汚れと一緒か!」

それを聞いた妻は、ニヤニヤ笑ってるだけ。


私、見てはいけない物を見てしまったのかも。

まさか、洗濯物を畳んでいて、こんな寂しい思いをするとは。


そう、いつも私(の)だけ、違うんです。


夏のある日の話

運動不足気味の娘に、チンアップバーに何秒ぶら下がってられるかをやらせました。


数を数えている途中に、「お父さんはね、43秒できたんだけど」と一応ね。

「28、29、30。初めてにしては良くできたじゃないか」

そりゃ、娘に抜かれちゃぁね。

そこら辺は娘も分かる年になったし。


そこへ妻がやってきて、「挑戦してみるわ」と。

おいおい、やらなくていいよ


「じゃあ、行くよ。 1、2、3、、、、」


チンアップバーにぶら下がりながら、

「あなた、何秒できたの?」と。


「43秒」

「抜くわ」


いやいやいや、抜かなくていいから


「40、41、42、43、、、、、48、49、50」

「この辺で止めておくわ」


何だよ、その言い草は



翌日、妻と散歩をしている時、こう言いました。


「あの時はね、『やっぱりお父さんには勝てない』と言って、30秒辺りで諦めるのがお母さんなの。

娘の前であんなことたら、私は恥をかいたし、娘はどう思う?

三人で喜んでいたのはね、あんただけだよ


それを聞いて笑い始めた妻。


「皆で楽しく家族ごっこしてるんだからさぁ、それぞれの役割ってもんを分かろうよ。ね?」

「今だから言うけどさぁ、あんただけだよ、真剣に勝負してたのは」

「もう結婚してさぁ、20年以上経つんだから、その辺のさじ加減は分かろうよ」

「お母さんが力自慢してどうする?お父さんに勝って何が嬉しいの?」


何を言っても妻の笑いは止まりません。


結構真面目に話してんだけど


ま、母ちゃんがハッピーなら家庭は円満で、それはそれでOKです。

よね?

プロフィール

Jay

Author:Jay
カナダで野球にはまった親子です。
詳しいプロフィールは、コチラをご覧下さい。

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