一年の流れ

週一回通っていたIPですが、2週連続でキャンセルとなりました。

Bトレーナーの腰痛の悪化で、現在車椅子生活を送っているそうです。


なんでも子供の頃からストレッチを軽視していたそうで、

それが原因で腰を患ったそうです。


まぁ、野球で一生楽ができるくらい稼いだのなら、それもよしでしょう。

でもほとんどの選手は、その前に引退します。


引退後の人生の方が長いんですから、生活に支障がでる怪我には注意しなくちゃいけません。

そうは言っても、限界まで頑張らなきゃ上へはいけない世界ですからね。


さて、シーズンが始まる前に、もう一度こちらの野球環境を説明します。

先ず、学校に野球部はありません(アメリカはあります)。

あるのは、二つのリーグです。


一つがBCPBLという、木製バットを使うリーグです。

シニア(18U)は12チーム、ジュニア(16U)は10チームあります。


こちらは野球をステップとして、大学進学を目指してる選手が多いです。

毎年MLBからドラフトされるのも、このリーグからです。


もう一つがBCマイナーと呼ばれるコミュニティーリーグです。

アタルの年齢では、ミジット(16-18)と呼ばれるクラスです。

レベルによってAA(ダブルエー)とAAA(トリプルエー)に分かれています。

(以前はシングルエーがあったと思ったんですが、現在はなくなっています)


次にBCPBLの一年の流れを時系列で説明します。

例えば今シーズンBCPBLで野球を考えているのなら、去年の秋のフォールボールから始まります。


各チームともそれぞれバウンダリーが決まっていて、原則的には居住地にあるチームに入ります。

期間は9月初旬から10月初旬まで。

体験入部も兼ねたトライアウトです。


アタルの場合は、昨秋チーフス(シニア)を選びました。

これはジュニアチーフスに入っていたので、その流れです。


そこで結果を出すと、ウインタークリニックに招待されます。

招待といっても、費用は掛かります。

招待されなければ、カットされたことになります。


その選手が野球を続けるには、他のチームを探さなければいけません。

でも他所も同じ事情ですから、BCPBLでプレーするには難しい立場に追いやられます。


その場合、一つ下のレベルのAAAを狙うこともできます。

ここもトライアウトがありますから、チームに入れる保証はありません。


もし年齢制限が大丈夫なら、もう一年ジュニアに所属する手もあります。

また無理してシニアで出場機会が少ないよりは、ジュニアの残り主力としてプレーすることを選ぶ者もいるでしょう。

と言っても先に述べたように、大学進学が目的ですから、カットされた時点で野球を諦める者もいます。


ウインタークリニックに呼ばれた選手は、だいたいそのままスプリングトレーニングに招待されます。

もちろん、これも有料です。

そして、2月下旬~3月中旬にロースター入りが発表されます。


もしカットされた場合、そのシーズンの野球は非常に難しくなります。

AAAのトライアウトも終わっているでしょうから、あとはAAしか残っていないでしょう。


ここで鍵を握るのが、コネとカネなんです。

一度もフォールボールに来なかったのに入ったりとか、打てない走れない守れないのに入ったりとか、

単純に実力だけの世界ではないことは間違いないでしょう。


通常の2倍の金額を払ったとか、コーチの為に無料でキャビンを建ててあげたとか、

まぁ、色んな噂を耳にします。


4月にシーズンが始まると、プロ野球と似ています。

レギュラーシーズンは12チームの総当りで、ホームとアウェーで2試合ずつ戦います。

連休などは、スポット的にトーナメントにも参加します。


BCPBLでは、各部門の順位から個人の成績までネット上で見られます。

といっても、スコアブックが適当なことが多く、正確さには欠けています。


下のは、去年のアタルの個人成績です。

きちっとスコアブックを付けてくれていれば、もっといい数字なんですが。

2015 seiseki


プレイオフは7月下旬~8月初旬に行われます。

それが終わればシーズンは終了、チームは解散です。

で9月からまた生き残りをかけたフォールボールが始まるのです。


それ以外では、選抜チームなどのトライアウトがあります。

今年は17Uセレクトが6月に、T12が7月にあります。

これに受かれば、NCAAのディビジョン1から声がかかる可能性も高くなります。


最後に、こちらの野球、日本にはない厳しさがあります。

チーム練習、少ないです。

監督、コーチ、怒鳴りません。


上手くなりたきゃ、自分で練習するしかないんです。

ジムもそれぞれで通います。


やらなくったって誰も何も言いません。

チームに入れないだけ。

で後悔する、ただそれだけです。


親は親で大変です。

公共機関で行ける所なんて限られているので、基本は車で送り迎えです。

お金だけなく時間も取られます。

G12にもなれば、自分で運転する者もいますが、車代や諸経費は親の負担でしょう。


もしもう一度リトルリーグ時代に戻れるなら、真剣に野球をやらせるかどうか分かりません。

得られるものに対して負担が大き過ぎると思うことなんかしょっちゅうです。


-息子のやりたいことを応援する-

それが良い親だと信じて、無理して演じているだけかもしれません。


20代の頃描いていた人生設計に野球はなかったもんなぁ。
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Jay

Author:Jay
カナダで野球にはまった親子です。
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