三つの例 その一

アタルが12才の時にチームメイドだったB君の話です。


私が見たところ、スイングはドアスイング、走るのはがに股。

肩は強い方でしたが、それ以外は???の選手でした。


ところが、監督とコネがあって、チームの中心選手として起用されました。

トーナメントの大事な試合はB君が先発、結果は負け。

それでも、大事な試合の先発は必ずB君、で全て負けました。


B君のお母さんが「急に足が大きくなって、買ったばがりのスパイクが入らなくなったの」と言ってたのを覚えています。

顔つきも大人びていたので、二次性徴の終わりの方だったんでしょう。

当時の身長は160cm前後だったと思います。


特に目立った活躍もしてないのに、B君は2度代表選手に選ばれました。

同じ選手が2度選ばれることはないって聞いていたのに。


翌年はトリプルエー(トップレベル)のチームに入りました。

(アタルはこのトライアウトに落ちました)


凡打するとヘルメットを地面に叩きつけるし、

試合中なのにスマホをユニフォームのポケットに忍ばせてベンチでいじってるし、

試合後はジャンクフードを食ってるし。


次の年、BCJPBL(トップリーグ)のチームに入ります。

(アタルは、また落ちちゃいました)


もう身長の伸びは完全に止まっています。

顔つきは大人です。


両親の身長からして、これ以上伸びないでしょう。

(両親は共に喫煙者です)


シーズン中はピッチャーとしてそこそこ活躍したようです。

でも翌年シニアに上がれず、オーバーエイジでもう一年ジュニアに残ることになりました。


去年ピッチャーで活躍したのに、この年はほとんど登板がありません。

チームの方針なのか、本人が野手でいくと決めたのか。


そして今年、またシニアに上がれず。

で、野球を辞めたそうです。


個人的な思いは色々あります。

「だったら、彼の代わりにもっとアタルにチャンスをくれてたら」とか。


でも、野球を辞めたのは、正直残念と思います。

下のレベルでもいいから、野球を続けられなかったのかと。

プライドが許さなかったのかなぁ。


この夏、久しぶりに顔を合わせたB君のお母さん、どこか気まずそうでした。

もしアタルが中途半端に野球を辞めたら、きっと私もそうなるでしょうね。


つづく

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